餃子

おうちで作る美味しい餃子の作り方をご紹介!

餃子はお家でも簡単に作れます。しかし、ポイントを押さえずにただ作ってしまうと、皮がベチョベチョになってしまったり、皮がフライパンにこびりついてしまったりと、仕上がりに不満が残ることもあるでしょう。

そこで今回は、お家で簡単に美味しい餃子を作るための方法やポイントについてご紹介いたします。

1. 餡を作る

餃子の具となる部分が餡です。構成される具材はバリエーションが幅広く、とくに決まりはありませんが、オーソドックスな餃子となると豚ひき肉とキャベツ、ニラがメインとなります。それだけでは味付けがありませんので、にんにくや醤油、生姜やごま油などを混ぜた特製調味料と一緒に混ぜ合わせていきます。

餡を作る際にはボウルがあると便利ですので用意するようにしましょう。まずはボウルに豚ひき肉を入れ、そこに調味料を加えたら混ぜ合わせます。混ぜが弱いと調味料による味付けが偏るので、よく練り合わせます。分量ですが、餃子50個の場合で豚ひき肉は300gが目安です。ただし、あくまでも目安ですので具たっぷり餃子にしたい場合にはお好みに合わせて調節しましょう。

ある程度混ぜ合わせたら、今度は野菜類を加えた上で、再度混ぜ合わせていきます。一度に加えてしまってもいいですが、こまめに野菜を加えていくとムラなく混ぜ合わせやすいのでおすすめです。まんべんなく混ざったタイミングで今度は味をなじませます。具が入ったままのボウルをそのまま冷蔵庫へ入れ、約1時間寝かせます。これで餡の完成です。この時間を利用して皮で包む準備をしてしまいましょう。

2. 皮で包む

餃子の包み方にはいくつもの種類がありますが、最も一般的な包み方は木の葉のように細かいひだを作るものです。まず準備ですが、お好みに合わせて餃子の皮を必要な枚数分だけ用意します。包み込む際に水を使いますので、小皿などに水を入れておくと便利です。餡に十分味がなじんだタイミングで包む作業となります。

開いた左手の手のひらに餃子の皮をのせ、皮の中心部分に対して餡を適量のせます。左手で餃子を包み込むようにして持ち、水をつけた右手の指を使って皮の端をギュッとつまみましょう。水が多すぎると皮がベチャベチャになってしまいますし、反対に水が足りていないと包んだ後に解けてしまいますので、水の分量には気をつけましょう。後はその繰り返しで、隙間が生まれないように餃子のフチ部分にたくさんひだを作って包み込んでいきます。

このときのポイントは、包み込んでいる最中に餃子の底部分を平らにすることです。そうすることによって、フライパンで焼くときに餃子が安定し、パリパリに焼き目がつく面積が広くなるメリットがあるのです。安定していることによって中に火が通りやすくもなりますので、美味しく仕上げるためには欠かすことのできないポイントとなります。

3. 餃子を焼く

後はフライパンで焼くだけです。しかし、この焼くという工程が最も餃子の仕上がりに影響します。焼き上がりがいまいちだと、どれだけ餡の配合や餃子の包み方が上手であっても美味しい餃子にはなりません。反対に焼き上がりがバッチリであれば美味しくなるものです。

焼き方としてはとてもシンプルで、熱したフライパンに対して油を注ぎ、そこに餃子を並べていきます。並べ終わったタイミングで蓋をしたら、そのまま中火で焼きましょう。徐々に皮の色が変化していきますので、そのタイミングでお湯を注ぎます。すぐに蓋をしてこんどは強火で一気に焼き上げましょう。フライパンの水分が無くなったらいい頃合いですので、蓋を取り軽く油を回しがけして、皮がぱりっとしたら完成です。

焼き餃子の焼き方はとても簡単ですが、焼くのは底の部分だけで基本的には蒸し焼きになります。そのため途中で注ぐお湯が重要な役割を担っています。しかし、餃子の美味しさを左右するのは底の焼き加減です。パリッと仕上がっているからこそ、それ以外の部分のもちもちした食感が際立つのです。とはいえ、初めての場合ですと上手く仕上がらないことも少なくありません。

4. 美味しく仕上げるためのポイント

餃子を美味しく仕上げるために重要となるポイントが3つあります。

4-1. 油の量

熱したフライパンに対して油をひく際に、量がポイントになります。焼き餃子なので少量で済ませてしまう方が多いかと思いますが、そこから1~2mmほどの厚みになるほどたっぷりひくようにしましょう。この量であればフライパンの底に皮がこびりついてしまうこともなく、パリッと仕上がります。

4-2. 餃子を並べるタイミング

油をひいてからすぐに餃子を並べてはいけません。皮からじわじわと水分が出てきてしまうため、油が十分に熱せられていない状態で餃子をならべてしまうと焼きムラの原因になってしまうのです。油を火にかけてから30秒待ち、そのタイミングで並べるようにしましょう。

4-3. 熱湯を入れる

蒸し焼きにするために注ぐお湯ですが、熱湯がベストです。水やお湯ですと、フライパンの温度が下がってしまいますので、餃子がパリッと焼けません。熱湯にすることで温度を保ったまま一気に蒸し焼きできるのです。沸騰させた熱湯をそのまま注ぐといいでしょう。

5. まとめ

餃子の美味しさを決めるのは餡と思われがちですが、焼き上がりによっても大きく左右されます。油の量やフライパンに餃子を並べるポイントに気をつけるだけで簡単に美味しく仕上げられます。今回ご紹介した内容を参考に、おうちで餃子作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。「東都ワンタン本舗」では、餃子の皮を多数取り揃えておりますのでぜひお買い求めください。

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