餃子

家庭で簡単に!余った餃子の皮で作るアレンジレシピ4選

餃子をご自宅で作る際ですが、ついつい皮が余ってしまうものです。そう頻繁に餃子を作るわけではありませんので、余った皮の扱いに困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、余った餃子の皮で簡単に作れるアレンジレシピを4種類ご紹介いたします。

1. ピザ

ピザの皮は小麦粉によって作られているものですので、同じ素材によって作られている餃子の皮で代用が可能です。生地の厚みなどはピザに比べたら薄いものの、重ね合わせることによってある程度は補えますので、ご自宅で餃子の皮によるピザ作りに挑戦してみましょう。

餃子の皮1枚からピザにすることが可能です。作り方はとても簡単で、まずは餃子の皮をピザの生地に見立てて、市販のピザソースあるいはケチャップを表面に塗りましょう。その上に小さく切ったソーセージやコーン、ピーマンやチーズなどの具材を載せていきます。あとはそのままオーブンで焼き上げるだけです。サイズこそ小さいでしょうが、味はまさにピザそのものですので、小さなお子様がいるご家庭ですととくに喜ばれるのではないでしょうか。

また、何枚も重ねることで大きなサイズにすることも可能です。ピッタリと重ね合わせるのではなく、少しずつずらすようにして重ねていくと徐々に面積が大きくなっていきます。大きくなるほど強度が気になりますので、同じ要領で2重あるいは3重にすると本物のピザのような安定感となるでしょう。あとは同じようにお好みで具材を載せていくだけです。何十枚もの餃子の皮が余ってしまった際にはぴったりなアレンジレシピです。

2. ブリトー

ブリトーというのは、小麦粉から作られたトルティーヤという薄焼きパンで具材を包んだ、メキシコあるいはアメリカ料理のことです。日本においてはそれほど多く見かけるわけではありませんが、市販されていたりもしますのでご存じの方も多いのではないでしょうか。あまり食べる機会は多くないかもしれませんが、たっぷりと具材が入った食べごたえ抜群の料理ですので、お好きな方も大勢いらっしゃることでしょう。

そんなブリトーですが、餃子の皮をアレンジすることによって再現ができるのです。まずは餃子の皮を重なるようにして並べます。重なった部分には水をつけてくっつけておきましょう。オーソドックスなブリトーの具材はハムとチーズですので、その場合は具材を皮の下の方に載せます。

まずは下から上に向かって一回転させ、そこで両端の皮を内側へと巻き込みましょう。あとは皮がなくなるまでくるくると包み込んでいくだけです。最後に水で皮をくっつけたら下準備は完成です。最後に油を熱したフライパンで両面に焼き目がつくくらいしっかりと焼けば出来上がりとなります。パリッとした表面と、トロリとした中身のハムチーズが絶妙なバランスを醸し出し、とても美味しいでしょう。

ブリトーを作る場合、具材次第で無限のバリエーションとなります。今回はハムとチーズでご紹介しましたが、ソーセージなどを入れてもいいでしょうし、焼き肉とレタスというのもボリューミーかつ面白い組み合わせではないでしょうか。皮がたくさん余った場合にはいろいろな味を試してみるといいでしょう。

3. ポットパイ

ポットパイというのは、器の蓋としてパイ生地を使用したパイ料理のことです。もともとはアメリカ発祥の料理ですが、日本においても冬などの寒い時期にはよく見かける料理となっています。本来は蓋と底どちらもパイ生地によって構成されるものですが、現代の日本では、具材の入った器の蓋にパイ生地を使用するというスタイルが主流となっています。その蓋となるパイ生地の代わりとして、餃子の皮を使用することが可能なのです。

ココットと呼ばれる楕円形をした耐熱性の陶器を使用するのが一般的でしょう。具材に決まりはありませんが、カレーやシチューなどの食べると体が温まる液体系のものが人気です。餃子の皮で蓋をすることになるので、ココットは餃子の皮よりも若干小さいサイズのものを選ぶといいでしょう。もしなければ、ココットのサイズに合うように餃子の皮を何枚か重ね合わせると大丈夫です。

後はオーブンで焼き色がつくまで焼き上げれば完成です。スプーンでフタ部分の餃子の皮を突き破り、サクサクとした皮の部分と一緒にシチューなどの中身を口に頬張れば、とても満足できるのではないでしょうか。中身の具さえ決まってしまえば、後は餃子の皮で蓋をするだけですので非常に簡単です。アレンジレシピとして初心者の方にもおすすめできます。

4. 各種包み揚げ

餃子の皮はもともと食材を包むものですので、アレンジレシピとして最も簡単でかつ適しているのはこの包み揚げとなります。作り方はシンプルで、何かしらの具材を餃子の皮で包み、それをそのまま高温の油で揚げてしまうだけです。具材に対して下味を付ける作業などはありますが、作業としてはそれだけですから、誰にでも簡単に作れるアレンジレシピといっても過言ではありません。

たとえば、塩茹でした枝豆をそのまま包んでもいいでしょうし、ブラックペッパーなどで味付けをしたエビを包んでもいいでしょう。揚げるという作業だけが若干手間になるかもしれませんが、それさえ問題でなければあとはひたすら揚げるだけなのです。お子さんがいらっしゃるご家庭であれば、さまざまなバリエーションを考えることで、バラエティに富んだおやつとして採用してもいいかもしれません。あるいはお酒のおつまみとしても非常に優秀です。

5. まとめ

餃子の皮には味付けがされていませんので、気軽にアレンジして別の料理へと昇華させることが可能です。今回ご紹介したレシピはあくまでも一例ですので、オリジナルレシピなどにもチャレンジしてみてください。
「東都ワンタン本舗」では、餃子の皮を各種取り揃えております。餃子やアレンジレシピを作る際は、ぜひお気軽にお求めください。

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