ご家庭で春巻を作った時、春巻の皮がぴったりなくなるということはあまりないかと思います。
そんな中途半端に残ってしまった春巻の皮を利用したアレンジレシピをいくつか紹介しましょう。簡単に調理できるお酒のおつまみから、お子さんが喜ぶスイーツまで、春巻の皮にはいろいろな楽しみ方があります。
1. 春巻の皮は汎用性が高い
春巻の皮の素材は、基本的には小麦粉です。面積は大きく1枚1枚は薄いため、いろいろな料理アレンジか可能となります。また皮自体に強い癖や味、香りなどがないため、比較的広範囲な料理に活用が可能です。この記事では大きさや薄さを生かした簡単なレシピをいくつかご紹介したいと思います。
2. 何を巻くかで別の料理に
一般的に春巻といえば、ひき肉やタケノコ、シイタケなどを味付けして炒めたものを巻いて調理します。この中の具材を変えることでいろいろなバリエーションを楽しめます。
2-1. チーズやカレーを使って簡単おつまみ
アレンジレシピの王道具材は、なんといってもチーズでしょう。高温で揚げる、焼くなどすることでとろけるチーズは、ほかの食材との相性も良く、いろいろなアレンジレシピで活用できる万能具材です。
ピザ用のチーズやプロセスチーズとハム、生ハムなど塩気の強い具材を一緒に巻けば、チーズ春巻の完成です。お酒のおつまみはもちろん、お子さんのおやつにもおすすめの簡単スナックが作れます。通常の春巻と違い、中の具材は調理不要ですので、お手軽に作れるのがポイントでしょう。
また、チーズと一緒にカレーを包み込むカレー春巻もおすすめです。カレーはレトルトカレーでも、前の日の残りのカレーでもいいですが、できれば冷蔵庫に入れておくなど、やや水分を飛ばした状態で巻くのがいいでしょう。
カレーも非常に汎用性に高い具材であり、たとえばサラダチキンやポテトサラダなどとともに包んでもおいしいおつまみになります。
2-2. お手軽コロッケも
ちょっと変わったアレンジレシピとしては、ジャガイモやひき肉などで、コロッケの中身を作り、これを春巻の皮で巻いて揚げるというレシピもおすすめです。薄くて香ばしく揚げられる春巻の皮だからこそできるレシピであり、コロッケの衣をつける作業を軽減できます。
2-3. 簡単スイーツも
簡単にできるスイーツでおすすめしたいのがアップルパイです。ファストフード店のメニューにあるような、手持ちで簡単に食べることできるアップルパイは、春巻の皮でも再現可能です。
作り方も簡単で、春巻の皮に包むのは適度なサイズにカットしたリンゴと砂糖のみ。これを春巻同様に巻き、あとは油で揚げるだけです。外はカリッと、中はトロッとした触感のアップルパイが簡単に完成します。
3. 巻かなくても楽しめる
春巻の皮はサイズが大きいので、上にトマトソースやチーズにお気に入りの具材を乗せて焼き上げれば、簡単ピザ皮としても活用可能です。ピザ皮の食感が欲しい方は、複数枚春巻の皮を重ねることで、食感の再現も可能です。
週末のブランチなどにおすすめしたいのがガレット。一般的にはそば粉のクレープで作りますが、これを春巻の皮で代用するレシピです。ガレットのためにそば粉のクレープを買う、作るのは正直面倒という方も多いかと思いますが、余った春巻の皮であれば簡単に作れるはず。ポイントは春巻の皮を2~3枚重ねて使用することと、その間にバターを塗っておくこと。これで香ばしいガレット風のブランチを楽しめます。
4. スイーツは見た目で楽しむことも
春巻の皮は小麦粉を主成分とした食材ですので、基本的に合わない具材はほぼありません。ですからスイーツにもおつまみにも転用できる万能素材となります。
春巻の皮でスイーツを楽しむのであれば、見た目にこだわるのもおすすめ。餃子やシュウマイの皮と比べて面積の大きい春巻の皮は、見た目を装飾するにも便利な一面があります。
5月5日の端午の節句などにおすすめなのが兜の形に折ったスイーツです。折り方は折り紙で兜を折るのと同じ手順でOK。大きなサイズの春巻の皮だからこそできるかわいいレシピになります。
中に包むものも、お子さんが喜ぶようなものにしましょう。おすすめはチョコレートやバナナなど。マシュマロを入れても食感が楽しいスイーツになります。
5. まとめ
春巻の皮は、もちろんおいしい春巻を作るための食材ですが、余ってしまった場合にはいろいろな活用方法が考えられる食材でもあります。
「東都ワンタン本舗」の春巻の皮は、厳選した小麦粉で製造しています。おいしく、さらに、さまざまな食材との相性がよく、春巻に限らずいろいろなアレンジレシピを楽しめます。
世界的に問題になっているフードロスという観点からも、おいしい食材をおいしくアレンジするのは重要なこと。「東都ワンタン本舗」も、フードロスの問題を解消すべく、さらに新しいアレンジレシピの開発、また多くのアレンジレシピに対応できるような食材の開発に力を入れていきたいと思います。