シウマイ

おうちで簡単にできるシウマイの作り方とは?詳しくご紹介

ご飯のおかずやお酒のつまみにぴったりなシウマイですが、ご自宅でも簡単に作れます。多少形が悪かったとしても味に影響はありませんので、ぜひチャレンジしてみてください。

そこで今回はおうちで簡単にできるシウマイの作り方や、ジューシーに仕上げるためのポイントについてご紹介いたします。

1. ジューシーに仕上げる3つのポイント

美味しいシウマイにはジューシーさが不可欠です。パサついてしまうとシウマイの魅力は半減してしまいますので、肉汁あふれる感じが重要となります。そのためには以下のポイントを抑えるようにしましょう。

1-1. 脂身を多く加える

ジューシーさの源になるのは脂です。そのため、赤みが中心になってしまうとどうしてもジューシーさにかけてしまうわけです。そこで脂身を多めに加えることによって、加熱した際に多くの脂が溢れ出ますので、シウマイなどのひき肉を使った料理には重要なポイントとなります。

1-2. 野菜に粉をまぶす

野菜は加熱した際に水分が出てくるものですので、シウマイに関してもその水分が原因で水っぽくなってしまいます。そこで、野菜に対して片栗粉などの粉をまぶしましょう。そうすることで水分を防ぎ、肉だねとの馴染みを良くできます。

1-3. 肉ダネをよく練る

肉ダネの弾力がジューシーさに直結することをご存じない方が多いのではないでしょうか。具材がまんべんなく混ざっていることは最低限で、腕が疲れるくらい丁寧に繰り返し練った肉ダネは弾力が増します。この工程がシウマイの仕上がりを左右するといっても過言ではありませんので、しつこいくらいに練るようにしましょう。

2. 肉ダネ作り

まずはシウマイの具となる肉ダネ作りから始まります。メインとなる食材は豚ひき肉となり、他の具材と混ぜ合わせることになりますので、ボウルを用意するようにしましょう。

大きなボウルに豚ひき肉を入れたら、同時に脂身も入れます。はじめのうちは手で押しつぶすようにして混ぜますが、徐々に手で握りつぶしたり、かき混ぜたりするようにしてムラの無いように練っていきましょう。ある程度練ることで滑らかな感じになりますので、そのタイミングで砂糖、塩、こしょう、醤油などの調味料を加えます。

調味料を加えてからは、ボウルに対して全身の体重を乗せて押し付けるような形で力いっぱい練るようにしましょう。空気を含ませるように混ぜながら、全力で練ることで余分な空気を押し出すようなイメージです。力いっぱい練ることでその力と手の熱によって脂身が溶け、肉に馴染んでいくのです。最終的にねっとりとした粘り気が出て、手にまとわりつくようになればOKでしょう。

続いて玉ねぎや長ネギなどの野菜に片栗粉をまんべんなくまぶし、簡単に混ぜます。これで野菜から染み出す余分な水分を防げます。そして野菜を先ほどのねっとりとした肉ダネに加えて、今度は優しく丁寧に混ぜ合わせましょう。このとき、ついつい先ほどと同様に力強く混ぜてしまいがちですが、そうすると野菜の水分が出てきてしまいますので、ふんわりと混ぜるのがポイントです。これで肉ダネの完成です。

3. 皮で包む

いよいよ肉ダネを皮で包む作業です。皮を手のひらで広げたら、その中央部分に肉ダネを載せます。ティースプーンで約3杯となる15グラムが基準となります。実際はお好みの量でかまいませんが、あまり多すぎても包み込めずに溢れてしまいますので、注意しましょう。少し面倒かもしれませんが、肉ダネの量はしっかりと測って統一することによって、同じ大きさのシウマイになり、蒸す際もムラなく均一に仕上げられますのでおすすめです。

皮に肉ダネを載せたら、今度は手で作った輪の中に押し込むようにします。そして肉ダネ部分をスプーンなどで押さえて平らにしつつ、空気を抜きましょう。あとはくるくると手の中で回しながら外周部分の形を整え、テーブルなどの平らな部分に置き、底の部分の形も整えます。このとき皮の角部分が上に飛び出たような状態になりますが、そのままでもかまいませんし、内側に折り込んでもいいでしょう。

これで後は蒸すだけという状態になりますが、定番ともいえるグリーンピースを乗せるのであればこのタイミングとなります。あるいはカニなどお好きな具材をアクセントとして中央部分にのせることで、オリジナリティあふれるシウマイに仕上げられます。

4. 蒸し器で蒸す

蒸し器を使って蒸すことになりますが、一番のおすすめは本格的であるせいろです。しかし、ご家庭ですとせいろは無いでしょうし、そのためだけに用意するというのももったいないので、フライパンでもかまいません。せいろを使って蒸す場合には、せいろの底部分にクッキングシートを敷き、シウマイが貼りつかないようにしましょう。

一つひとつの間に空間を作りながらまんべんなくシウマイを並べたら、あとは強火で約8分蒸すだけです。強火で一気に蒸し上げるというのが旨味を逃さずに美味しく仕上げるためのコツと言えるでしょう。フライパンで蒸す場合には、クッキングシートではなく太めに千切りしたキャベツを底部分に敷き詰め、その上にシウマイを並べていきます。あとは水を回し入れたら蒸すだけです。

蒸し終えたらもう完成ですので、そのまませいろごと食卓に並べてもいいでしょうし、お皿に盛り付けをするのもいいでしょう。フライパンで蒸した場合には、そこに敷き詰めたキャベツごと盛り付けるようにしましょう。シウマイの風味などが染み込んでいるため、キャベツ自体も美味しくいただけるのです。

5. まとめ

肉ダネを作り皮で包んだら後は蒸すだけですので、シウマイはとてもシンプルに作れます。また、3つのポイントさえ抑えることでジューシーに仕上げることが可能ですので、ぜひ参考にしてみてください。
「東都ワンタン本舗」では、シウマイ作りに必要となる皮を取り扱っておりますので、ぜひお気軽にお買い求めください。

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