シウマイ

シウマイの皮の特徴は薄くて小さな四角形になっているのが特徴!

シウマイに関しては冷凍食品などで食べる機会が多いのではないでしょうか。しかし自分たちでも皮さえ手に入れることができればシウマイを作れます。

今回はシウマイで用いる皮の特徴について解説した後で、皮で具材を包む際の注意点も合わせて説明しています。実際にシウマイを作る時に参考にしてみてください。

1. 一口サイズで食べられるくらいの小さな四角形になっている

シウマイは一口サイズで食べられることもあって、皮は比較的小さな四角形になっていることが多くなっています。大きさは7.5センチ×7.5センチが多いですが、それより大きなものだと8.5センチ×8.5センチのものもあります。1個あたりのサイズは餃子や春巻、ワンタンなどに比べると小さいことがいえます。

シウマイの皮自体が一口サイズで食べられるぐらいの大きさであるため、食べる量などを調節しやすくなっています。量の調節がききやすいこともあって、多く食べたいのであれば多く作ればいいでしょうし、ほどほどに食べたいのであればあまらない程度に作れば良いでしょう。家族みんなで食べたいのであれば、大皿料理に取りそろえれば良いでしょう。

2. 蒸して調理するため皮が薄めになっている

蒸して調理するとは、水を沸騰させてできた水蒸気の熱を用いて材料を加熱することです。こういうかたちで加熱することで型崩れをすることがありませんし、ふっくらと仕上がります。蒸して調理する代表例がシウマイで、皮が薄めになっています。蒸して調理するからこそ、皮が薄くても型崩れがしにくくうまく具材の旨みを出すことが可能です。

シウマイを蒸すのであれば、蒸し器を準備したほうが本格的です。蒸し器の使い方を確認しながら調理をしていくとおいしいシウマイができあがるでしょう。家庭に蒸し器がないのであれば、フライパンや電子レンジで代用することが可能です。フライパンや電子レンジで蒸すのであれば皮がはがれたり、形が崩れたりしやすいので、より皮と具材を密着するようにしてください。

3. 皮の材料は餃子と変わらない

シウマイの皮の材料に関しては、餃子と変わりません。具体的には小麦粉・水・塩のみのことが多くなっています。これらをしっかりと混ぜ合わせてこねたうえで一時寝かせます。寝かせたものを棒状に切り分けて麺棒で延ばし、適当な大きさで切れば皮のできあがりです。

皮の材料として用いられるものは餃子と変わりませんが、薄さ・大きさについては全然違う点に注意してください。餃子に比べると薄くて小さいのがシウマイの皮です。シウマイの皮に適した薄さや大きさにするまで麺棒で延ばして切るということです。

4. 豚ひき肉だけでなくいろいろな具材のバリエーションがある

シウマイの皮に包む具材の代表例は豚ひき肉で、それに玉ねぎのみじん切りを加えるのが一般的です。豚ひき肉が一番メジャーにはなりますが、その他にはエビやカニなどの魚介類が入ったものもあります。どういう具材を皮に包むのかによってシウマイの個性が出てきますので、どういうものを入れるのかを好みで決めていただいてもかまいません。

包む前にそれぞれの具材を混ぜ合わせたうえで、玉ねぎに片栗粉をまぶします。片栗粉はそれぞれの具材を引っ付ける役割があり、結果的に崩れにくくなります。どんな具材を用いたとしてもシウマイが崩れないことが肝心です。

5. 具材を包む時に崩れないようにしたい

シウマイを蒸す前に具材を皮に包みますが、その時に崩れないようにします。蒸した時に崩れてしまうといけませんので、具材と皮をしっかりと密着させることがポイントです。密着するためには具材と皮との間にすき間を作らないようにします。すき間があるということは密着していることになりませんので、手のひらなどを用いて全体を握るようにしてくっつけます。

6. 皮がビチャビチャになるのは避けたい

シウマイの皮は薄いので、皮がビチャビチャになってしまってはいけません。ビチャビチャになるくらいに水っぽくなるのは、蒸し方が悪い可能性が高いでしょう。蒸し加減を決めるのはどのくらい水を入れるかによります。水が多すぎると当然ながらシウマイ自体がビチャビチャになって水っぽくなりますから、その時は水の量を減らしてください。とくに水が蒸し器からあふれ出すのであれば、それは多すぎるといえます。

ふたの内側の水滴がシウマイに付着するということもあります。そういうケースも皮がビチャビチャになりますのでおいしくいただけないことになりますので、十分に注意してください。穴がないふたを利用するのであれば、きれいな蒸し布でふたを覆うようにすると良いでしょう。

7. まとめ

シウマイは皮に豚ひき肉などの具材を包んで蒸すことで、具材のおいしさが引き立つことになります。皮のサイズがそれほど大きくありませんので、1口サイズで量を調整することができるのが特徴です。

自分たちでシウマイを作るのであれば、皮が崩れたりビチャビチャになったりする失敗が起こりやすいので、十分に注意をしたうえで調理を行ってください。

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